オスマン帝国におけるモスク設計の権威はミマール・シナンという名建築家だ。十六世紀のスルタンに仕え、主任宮廷建築家として活躍した。スレイマニエ・モスクをはじめとして千近くのモスクと二百の建物を残している。オスマン建築の様式美を完成させた偉大な建築家である。ミマール・シナンの弟子により建築されたスルタン・アフメット・モスクはその集大成といえる。イスタンブールにある、スルタン・アフメット・モスクは、内部を彩るブルーのイズニックタイルの美しさから「ブルーモスク」の通称で呼ばれている。ステンドグラスの窓から差し込む光の美しさは神秘なる海の中にいるとの形容もあり、コーランの響きと溶け合いエキゾチックな空間を演出している。オスマン帝国の繁栄の象徴であるタイルの装飾は、キュタフヤとイズニックという地方の恵まれた土に反映されている。残念ながらイズニックでは十八世紀に土を使いきってしまったが、キュタフヤでは現在も美しい陶器を生産している。群青やコバルトブルーなど、ブルーには多くの化学成分が使われるが、色が劣化しやすくなかなか安定しない。しかし、海も空もそうであるように、青という色は、われわれの暮らす空間に多く存在するため少しぐらいの劣化は気にならない。
北名古屋市の中古一戸建て
北方の賃貸・部屋探し情報
北足立郡の新築一戸建て
北千住の賃貸・部屋探し情報
JR常磐線(北松戸)の新築一戸建て