あなたの身近な町の不動産屋は、なぜ元気なのか?

2011.10.07

つぶれない不動産屋があります。あなたの町の駅前や商店街の一角にお店を構えている「町の不動産屋」です。みなさんの中で、地元の不動産屋に足を踏み入れたことのある方は、意外に少ないのではないでしょうか。典型的な町の不動産屋は、こんな感じです。駅前の商店街の中のそれほど目立った立地でもない場所にひっそりと佇んでいます。通りに面したガラス面にはべたべたと不動産のチラシが貼ってあります。中は、お世辞にもかっこいいとは言えない受付に素っ気ない椅子が2つほど、向かいのテーブルにはちょっとダルな感じのおじさんがヒマそうに新聞を読んでいるか、マイペースを絵に描いたようなトロンとした女性事務員がさしてやる気もなくハンコ押しかなにかをやっている。そしてあなたが、「あのお、ちょっとすみません」と声をかけたとします。「なんですかあ」と、ホテルのフロントや商店とは真逆の愛想のない返事があり、同時に事務所の奥のおじさんが眼鏡越しにじろっとあなたの顔を窺う。こんなイメージです。ディズニーランドやマクドナルドでマニュアルどおりの応対言葉に慣れてしまった身からすると、町の不動産屋はなんとも溶け込みにくい存在です。

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